天の紅茶の産地を訪ねる。

私は以前トラック運転手で産業廃棄物関係の仕事にも関わっていたのでリサイクル関係の資料も沢山見る機会があった。
その頃注目されていたのは、九州ではハウステンボスと熊本の水俣市。 水俣はかつての水俣病の教訓を生かし、環境に関してはものすごく力を入れているのだ。 各部門ごとに環境マイスターを任命し、彼らを中心に農業をはじめ様々な分野で環境との共生を進めてらっしゃるのだ。
天野茂さんはお茶部門での環境マイスター。有機栽培について聞きたければこの人でしょう。 本来水俣は海と山と温泉に恵まれた豊かな土地。
今回は天野さんのお茶畑に遊びに行って来ました。


天野さんを訪ねていざ石飛へ!
棚田の綺麗な山間部に入ってきました。が、まだまだ茶畑は高地にあるのでした。
天の紅茶の産地を訪ねる
更に車を走らせること数分。夏にもかかわらず少しひんやり。 ふと見ればこの光景ですよ。思えば高くへ来たもんだ〜♪
天の紅茶の産地を訪ねる
ようやく到着。天野さんの無人販売所を発見。観光客が通ったりするのだろうか? しかしここまで来たからには天野さんに会わなきゃ損でしょ。
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天野茂さんお手製のお茶小屋。夏は地元の大学生がキャンプに来たりイベントをやったり賑やかなところ。 中に入るととても落ち着く空間で、一度来ると忘れられない場所。
天野茂さんお手製のお茶小屋
こちらが天野さん。とっても活動派の人なのだ。
天野さん
跡継ぎでもあり、優秀な片腕の息子さんもパチリ!
息子さん
こちらがお茶畑。静かな環境ですくすく育てられている幸せ者達ばかり。
お茶畑
静かな山間部だが、来た時から気になっていたヤギの鳴き声。声をたどって行くと…いた!でも近寄って大丈夫なのか?
ヤギ
角が怖いのでここでストップ。ハイこっち向いて。
ヤギ
小屋の近くには元気に育った茶の木。本来茶の木は2〜3mの高さに成長する。 ツバキ科特有の可愛い花を付けていました。
茶の木
天野さんから色々お話を聞き、お茶までお土産に頂いて帰路へと着く。 途中で見かけた湧き水をペットボトルに入れて帰りました。 もちろん、水俣の水だから大丈夫。
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総評
いつも楽しそうにお茶の話をされる天野さん。 当店でも常に安定した人気を誇る天の紅茶の美味しさは、この山間部で天野さんが愛情込めて丁寧に織り込んでいったものだと気付かされました。 本当に一度行くと忘れられない場所、石飛。 今でも目をつぶるとあの静かな大地と少しひやりとしたそよ風を思い出します。 今日も天野さんの新作天の烏龍茶を少し冷たくして飲んで一休みしてます。