嬉野紅茶のブレンド

今年の嬉野紅茶。品種や製法によって色んなロットが届きますが、年々増えていってます。
生産者の太田さんが、今もなお試行錯誤と挑戦を続けられている証でもあります。

これをブレンドし、今年の味を決めていかないといけませんが、今年はいくつかの品種がいつもと少し味が違う。好ましくなったものもあれば、自分の好みからは外れたものもあり・・。

ここ数年、嬉野紅茶のブレンドには大体こんな感じにブレンドして、隠し味にこれとこれを加えるといい、みたいな方程式が自分の中で出来上がってしまっていることに気が付きました。それはそれで経験を積んだということでしょうが、ある意味単調化していたとも言えます。

今年の仕上がりですと、今までの方程式通りのブレンドでは私好みの嬉野紅茶にはならない為、またブレンドをきっかり構築する必要があります。

理想の味を求め、無限に近い比率の中から納得いくものを探します