和紅茶とは

和紅茶(国産紅茶)とは、「日本で育った茶の樹を使い、日本で紅茶に加工されたお茶」の事です。
最近では「和紅茶」「地紅茶」「日本紅茶」等、色々な呼び方があります。
海外と同じように育てられた茶樹から作られても、日本の気候風土の影響を受け育つため、日本独自の味わいになります。
一般的には「渋みが少ない」「香りが甘く、大人しい」「製造後、数年おいてからが美味しくなる」などの特徴を持っていますが、もちろん、生産地や生産者によって味わいは大きく変わってくるため、一概には言えません。
海外紅茶以上に渋みを持つ物もありますし、花のような香りのもの、フルーツの香りのもの、優しい香りのもの、ミルクに合うもの、本当に和紅茶は生産者の個性によって様々です。

しかし、日本の土壌で育ち、同じ日本人が美味しいと思うものを目指して作られた紅茶は、やはりどこかしら共通のものがあり、日本人好みの味になるのは間違いありません。

もちろん、原料の茶葉を海外から仕入れて加工だけを日本で行ったりすることは紅茶の場合は出来ませんので、「国産紅茶」とは日本で最初から作られた紅茶、と考えてほぼ間違いは無いでしょう。

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