「草薙」について(2023.1)
ミルクティー向けの濃いめのブレンド「草薙」理想の味を求めて改良の頻度が高いのですが、2023年2月を目途に若干中身に変更を加えます。2022の秋に作られた鹿児島の後藤望さんが作った紅茶がメントール香をもっており、これをブレンドすることでよりセイロンティーのような香りに近づける事が出来ました。ただ全体的に葉の大きさが少し大きくなりますので、スプーンですくわれる際は今までよりも気持ち大盛りにされるか、時間を3~40秒長くされることで今まで通りのボディを味わえます。
「たかちほ」および「おおふじ紅茶」について(2022.12)
甘い香りと上品な余韻が特徴のこの2種ですが、2022年度も良い出来と判断しましたので、たかちほは年度を切り替えて引き続き、おおふじ紅茶は久しぶりの復活となります。
ただ、どちらもまだ熟成期間をおいた方が、良さが伸びそうです。まだ少しピリッとする刺激を感じるかもしれませんが、年明け1月以降からは刺激が抜け、より甘さを感じるようになると思います。開封後しばらくは劣化しませんのでゆっくりとお楽しみ下さい。量が半分近くになると酸化のスピードが速まりますので、最後の方は早めに飲まれることをおすすめします。
伊万里紅茶について(2022.7)
ダージリンに近い味わいを持つのがテーマの伊万里紅茶ですが、今年の仕上がりが去年までと違い、また出来も良かったので中身を総入れ替えにしました。本来はブレンドで少しずつ変化をつけるか、同じ仕上がりになるようにしていくべきなのですが、今年の紅茶の出来がよかったのと、ブレンドしても中途半端な仕上がりになってしまい、生産者の横田さんも今後は発酵を進めたタイプに移行したいとおっしゃっていましたので、この機会に中身を刷新することにしました。今までは緑の葉も残した、フレッシュな仕上がりでしたが、今年は熟成感と火香を少し残した仕上がりです。今後も伊万里紅茶はこの路線で行く予定です。ダージリンで言えばアリヤ茶園がつくるルビーティーのような仕上がりを目標に、生産者様とも連絡を取っていきたいと思います。