花のような香り、甘いフルーティーな香り、柑橘の香り、様々な表現が可能な、とにかく香りの高さが特徴の吉田正浩さんのいずみですが、私は洋梨の香りに感じます。
白から黄色のイメージであることは皆さん共通かと思います。熟成させたものや、秋摘みだったりすると黄色のイメージが強くなっていきます。
甘みを強調させたり、フレッシュな香りとも協調しやすいです。2023年度産からバターや貝料理のような甘みも感じるようになっています。クリームスープ等には相性がいいかもしれません。
白魚のムニエルなども合いそうですね。。白ワインを使った料理は全般的に相性がいいのではと思います。
渋み、雑味は少ないので、単体で飲みたい貴重な和紅茶ではありますが、料理とのペアリングにも使いやすいようです。お菓子と合わせるときは、フルーツ系、バタークリーム、ホワイトチョコなど、ナッツ系も合うかと思いますが、ビターなチョコやカラメル系には親和性は少なそうです。ただ、カカオの一部の香り、使われているリキュールなどによってはそちらと良いマリアージュをする可能性があり、試してみる価値はありそうです。
ストレートで飲むとき、スィーツで楽しむときは少し時間を置いてじっくり楽しんだ方がいいですが、料理と合わせるときは長く蒸らし過ぎず、香りとタンニンをサッと引き出してあげるようなやり方の方があっていそうです。