静岡県で「無農薬茶の会」の代表をされている杵塚氏は、一代で茶園を広げられ、近隣の農家さん達と協力しながら地元の茶生産文化を守ってらっ しゃいます。

根っからの凝り性である杵塚さんは、台湾のウーロン茶に感動してその製法を学ぶために単身台湾に渡ったり、無農薬の茶にまだ理解が無い時代 から、美味しい無農薬の緑茶を作るために大変な努力をされてきました。

紅茶製造を始められる際も、より本格的な味を求め、スリランカから技師を招き、その指導のもと紅茶製造工場も設計されました。その為、機 材、設備ともに本格的なスリランカ方式で、正直私も日本で見るのは初めてというものばかり。あくまで「我らの会の主役は緑茶」という考えでは ありますが、「ついで
に作る」という発想ではなく、作るからには本格的な物を、という考え、そしてその意識の高さには頭がさがります。
2階の萎凋室。日本ではほとんどおめにかかれない代物
△2階の萎凋室。日本ではほとんどおめにかかれない代物。

大量の茶葉を機械で効率よく攪拌
△大量の茶葉を機械で効率よく攪拌

私もお手伝い中。揉んだ葉を発酵室へ。
△私もお手伝い中。揉んだ葉を発酵室へ。

現在は、主に娘の歩さんが紅茶の製造を担当されています。歩さんもお父さんに負けずの凝り性で、ロット毎にすべてのデータを記録し、後の ティスティング結果を参考にしながら、日々研究を繰り返されています。

紅茶製造監督の歩さん。
△紅茶製造監督の歩さん。早朝から製造が終わる伴まで、常に真剣な眼差しです。

農業の研修に来た大学生達。
△農業の研修に来た大学生達。田舎道の運転には気をつけよう。

美味しい飲み方

やぶきたを使った紅茶は、基本的に「滋納」タイプが多いですが、瀬戸屋もみじは望欄タイプに近いので、あまり長く蒸らしすぎても旨みは出てき ません。ただ、あまり短いのも良さが引き出せませんので、3~4分がちょうど良いようです。